一般的なレントゲン写真は2次元で表されますが、CTは、3次元での撮影・確認が可能です。
平面のレントゲンでは分からなかった根っこのヒビ、破折や歯周病の進行度合い、親知らずに近い神経の位置の観察など、より細かく正確な診断が可能になります。それにより、従来の方法と比べ患者様それぞれにより適した治療法をご提案することができます。
また、院内に完備しておりますので、撮影のために、他の施設へ行く必要もございません。インプラントの手術の際など、確認が必要な時はすぐに撮影が可能です。
従来のフィルムに撮るレントゲンとは異なり、テレビモニターで画像を確認できるデジタルレントゲンを採用しています。従来のものに比べ、X線の被曝量は最大で1/10まで抑えられた、体にやさしいレントゲンです。
撮影後は、現像する手間がないので、お待たせせずに、確認ができます。拡大したり、色を変えたりすることで、より分かりやすくご説明が可能です。
当院では、抜歯後の疼痛の緩和や、歯周病の炎症を抑える際、口内炎治療などに歯科用レーザーを使用します。
歯科用レーザー治療の特長は、なんといっても痛みや不快感が少ないことです。ほとんどの処置において無麻酔または少量の麻酔の使用で済みます。また治療の際の出血量や術後の痛みが少なく、傷の治りも早いので、患者様の負担を軽減できます。
いままで滅菌が難しかったハンドピース(歯を削る際に使用する器具)も、専用の滅菌器を導入し、器具を使用する度に滅菌しています。
また、院内感染を防ぐために、使い捨て材料の使用や診療室の空気清浄など、徹底した衛生管理を行っています。
当院では、小さなお子様が待ち時間に退屈しないよう、キッズスペースを設けており、おもちゃや絵本を多数ご用意しております。
親御様の診療中に遊んでいただくこともできますので、小さなお子様連れの方も、気兼ねなくご来院ください。
さらに、おむつの交換台も設置してあります。
また、当医院ではお子様のペースに合わせ、段階をふみながら治療を行っていきます。今まで歯科治療の経験がないお子様や歯医者が怖いというお子様に、自らの口の中の状態を理解し自立を促すことができるよう、一人で診療室への入室や、保護者様のみならず、お子様本人にも同様の説明を行います。
下記で、治療までの流れをご説明します。
医師やスタッフと一緒に遊んだり、お話をしします。恐怖心を持っているお子様の場合、根気強くじっくりと慣れてもらいます。
お子様に警戒心や不安がなくなってきたら、練習を始めます。「診療台に座ってみようか?」「口を開けられるかな?」など、少しずつ予防や治療につながることを始めていきます。
視診、触診、打診、エックス線診査など、症状を知るうえで必要な診査・検査を行います。
検査結果をもとに、できるだけわかりやすい表現で、お口の中の状況をきちんとご説明し、成長の様子や気持ちを考慮したうえで適切な治療・処置をご提案します。
リラックスして治療を受けてもらえるような配慮と、将来生えてくる永久歯のことを考えて、じっくり治療を進めていきます。基本的にはできるだけ削らない・抜かない治療を行っています。
虫歯にならないように、お家に帰ってから気をつけることをお話して終了です。
自立を促すために…
治療中は不安で泣いてしまっても、治療を無事終えたお子様には、ぜひ「頑張ったね」「えらかったね」と声をかけてあげてください。ほめられたことで、お子様の中に「良いことをしている」という気持ちが芽生えます。そして歯医者に対するイメージも「無理やり行かされる、怖い、痛い所」から「歯をきれいにしてくれる良いところ」へと変わってくるはずです。